クワガタ採集010 (念願のオオクワガタ採取)

2007年5月23日、日中は汗ばむ陽気。夕方、自宅の水槽の中にいるコクワたちが走らんばかりの勢いで歩き回ったり、喧嘩をしたり活発に動き回っている。山の虫たちもこんな暑い日は出てきているのだろうな…、今日は採集日和だと思った。でも樹液がまだまだ出ていないんだよねぇ。
自分の知っているポイントの中で気になる場所があって、夜間採集に行ったときにシーズンに1回か、2年に1回、大きなクワガタらしき甲虫が穴に入っていくところを見かける場所がある。いつも、お尻しか見えずアッと言う間に穴の奥に入ってしまう。
5月9日のコクワ初採取の時もその穴の中にお尻の部分が見えていてエル棒をいれたけどかき出せるわけもない。ヒラタか? 今日はそいつが、穴の外に出てきているんじゃないだろうか。まだ、樹液も満足に出ていないのでコクワも採れないかもしれないけど…、出撃した。
行き慣れているとはいえ、夜の山中に一人で入るのはやはり緊張する。
懐中電灯を頼りに林道を歩いていく、先日コクワを採ったシイの木も見ていく、
ゲジが10センチ近くある大きなナメクジを捕まえて捕食している。
画像

初めて見ると逃げ出したくなるような光景も夜の山の中ではいつものことです。

樹液はほとんど出ていないけど、コクワガタがいました。写真の下中央付近と右上の方にいます。
画像


そして、気になるポイントへ、ライトを下へ向け、足音をできるだけ立てないようにして近づく。直前までその穴を照らさないようにする。
 穴にライトを当てた瞬間、やはりいた。穴の中だが出口付近にいる。大顎は見えないが結構大きなクワガタの胴体、エル棒を突っ込んでその体に当たるが中に逃げられ、姿はない。でも大物がいることを確信した。エル棒を穴のカーブにあわせて少し曲げ奥にいれると、クワガタの背中のツルンとした感触が棒に伝わる。まだ、奥まで逃げ切っていない。
棒を更に少し奥に入れて穴の深い方から手前方向へ追い出す。なんと上手く穴の入り口まで出てきた。掻き出しながら、大顎がないことと背中のスジでオオクワガタの♀だと判った。
画像

穴から出てきたところを手で捕まえた時の感触が今も残っています。

画像

頭に泥がついていて分からなかったのですが、顎が変形した奇形固体でした。

 有名なオオクワガタの産地や教えてもらったポイントではなく、
自分であるいて見つけたポイントで自力採集…、

これが何よりもうれしい価値ある成果。

次は、立派な♂の固体にフィールドでめぐり会いたいなぁ。

2007年8月6日 追記
このオオクワガタ、採取後すぐに産卵セットを組みました。
アゴが奇形で産卵するのか半身半疑でしたが、
産卵木を割ると「出てくる、出てくる」10匹以上、菌糸の容器がなくなり一時中断しました。
成長が楽しみです。
○○産オオクワガタのブリード成功への一歩です。

2008年7月14日 追記
○○産 オオクワガタの次世代が続々と羽化しました。
♂は、体長50㎜前半から、大きいもので70ミリです。
♀は、体長35㎜から40㎜前半です。
画像


なかなか貫禄のある雄姿です

奇形の親虫は、昨年の産卵後、すぐに死にましたが、立派な次世代が誕生しました。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 10

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
かわいい

この記事へのコメント

まいパパ
2007年05月24日 01:23
GAKUちゃん!!!!やったね!

でも、奇形は残念(>_<)
上手く累代できると良いですね~!
2007年05月24日 01:28
まいパパさん、早速のレスありがとうございます。
速いのでびっくりしました。でも、こんな街に近いところにいたのですねぇ。
河童
2007年05月24日 18:15
GAKUちゃん!やりましたね~\(^O^)/バンザーイ

奇形個体なのは残念ですがまぎれも無く自己採集個体!
これを累代できれば更なる夢が♪

羨ましい限りです。
私にも「ラッキー」が訪れますように・・・(-人-)
2007年05月24日 21:13
河童さん、コメントありがとうございます。
感動しました。採集熱が上がりそうです。
何年も通っていたポイントで初めてなので、タイミングなのかなぁと思います。近年、このポイントも採集圧が高まっていて、いい樹液採集ポイントなのに樹皮がことごとく剥されているのが気になります。
2007年05月24日 21:22
GAKUさん、オオクワガタおめでとうございます。
いや~凄く羨ましいです。
文を読んでいて、捕れたのか駄目だったのかと
緊張しながら拝見しました。
 
また、彼ら彼女らをゲットされたら
レポート宜しくお願いします。
2007年05月24日 21:45
サランさん、いつもコメントありがとうござます。
採集に出かけたらできるだけレポートしますね。できれば、クワガタが樹皮の下などに潜んでいる様子もカメラで撮りたいのですが、撮っている間に逃げられることもあり、先に手が出てしまいがちです。
夏に長袖・重装備で歩き回るとかなりいいダイエットになります。
2007年05月25日 22:33
こんばんは。私も小さい頃は、よくカブト虫とかクワガタとか捕まえて飼っていた事があるのですが、大人になった今ではすっかり、虫嫌いになってしまい、カブト虫触るのも、ギャーと言って逃げ出していました^^;でも、こうやって、記事を拝見してみますと、何かカワイイですね♪クワガタのメスって、角が小さいし、こじんまりしていてとてもかわいく感じます(^^)
2007年05月26日 00:41
みいさん、コメントありがとうございます。
みいさんも今年の夏は昆虫採集してみてはいかがでしょうか。
カブトやクワガタは、ちょっとした雑木林や里山があれば案外民家に近い所にもいるものです。まあ、種類や大きさにこだわりだすと「鉄道の世界」と似たもので、奥が深いんですけど…。
2007年05月27日 16:16
こんにちは。
サークルからお邪魔します。
近所に採集場があるなんて羨ましいです。
下の娘が虫や動物が大好きでこれからの季節家の中は
プラケースでいっぱいになります。
クワガタ、カブトムシ、カマキリ、蝶の幼虫、
カナヘビ、ヤモリ、カエル。
そういえば、1ヶ月くらい前に
おたまじゃくしを持って帰って来て、
カエルになったのでもといた場所に
返しました。
オオクワガタは珍しいですね。
今度はオスをぜひ採ってください!
2007年05月28日 00:46
mama-iyaさん、コメントありがとうございます。サークルつながりですねぇ。
プラケースいっぱいのにぎやかな様子が目に浮かぶようです。
子供のころに色々な生き物と接する経験って大切な気がします。
オオクワガタをフィールドで何度か見たことはあったのですが、採ったのは初めてです。家で飼っているクワガタたちは、ゆっくりしているように見えるけど、特にオオクワガタは逃げ足が速いように思います。見つけた時点で、もう穴に逃げ込んでいくところですから…。オスのオオクワ採集はいつになるのでしょうね。
そうそう、取れるものではないですからねぇ。
また、ブログに遊びに来てくださいね。
2007年05月29日 22:52
山にも着々と夏が近づいているんですね (^-^)
ゲジゲジ・・・ムカデみたいに毒を持っていないのですが、見た目はやはり気持ち悪いですね・・・。この間、実家で初めてお目にかかったときには思わず逃げ出してしまいました・・・。(-_-;)
4㎝以上のオオクワガタですか、♀だったようですけど、これかなり幸先いいじゃないですか !(^^)!
2007年05月30日 00:00
気ままさん、いつもコメントありがとうございます。
フィールドの♀は、普通、ペアリングが済んでいることが多いので、産卵木をセットして卵を産ませてみます。でも、アゴに奇形があるので上手く産めるのか心配です。
のんちゃん
2007年06月12日 11:44
初オオクワガタ採集おめでとうございます(^O^)ついにやりましたね☆念願の独自採集を!!日頃の地道な、ポイントの下見が効をなしたのでは。メスが居るとなれば、やはりオスがいる可能性も大でしょう!!ますます期待が膨らんでいくのでは♪オスと出会いの喜びの報告を期待します!
2007年08月06日 12:22
このオオクワガタ、採取後すぐに産卵セットを組みました。アゴが奇形で産卵するのか半身半疑でしたが、
産卵木を割ると「出てくる、出てくる」10匹以上、菌糸の容器がなくなり一時中断しました。成長が楽しみです。○○産オオクワガタのブリード成功への一歩です。
よし
2007年09月22日 10:15
オオクワガタのポイントって山梨の韮崎のどこですか?おしえて~   
よし
2007年09月22日 10:16
おしえて~
2007年09月22日 17:58
よしさん、はじめまして。コメントありがとうございます。山梨の韮崎市は、オオクワガタの産地としてとても有名ですね。私は行ったことがないのでわかりませんが、採集のポイントは、オオクワガタがどのような木に住み(台場クヌギ)、生態を知ることです。
遠い産地まで行かなくても案外近郊の里山にいるかもしれません。他のクワガタより非常に用心深く、驚くほど動きが早いです。樹洞の中でも踏ん張る力も強いし、見つけて直ぐに採取できるものでもないです。
でも、生息する木を見つければ(これが大変)、こまめに通うことです。

この記事へのトラックバック

QRコード