2018年度 臨床実習指導者としての振り返りと課題

院内実習指導者研修を終えて・・・ (私自身のレポートより)

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今年度、初めて正式に(精神科)実習指導者として学生の指導に当たることを許していただきました。

どのような準備をしたらよいのか・・・、
「もうそろそろ、学生の受け持ち患者の選定をして主治医の許可をもらわないといけないよ」、
「担当教員に受け持ち一覧を提出しないと…」ひとつひとつ後追いになりながら実習指導経験のある先輩・後輩の方々から助言をいただきながらこなしていたというのが実情でした。

ただ、未来の看護師を担う学生に対して責任の一端を担っていることを自覚し、少しでも多くのことを自分が担当する実習で学びとってほしいという思いはいつも持っていました。

実習担当を重ねるごとに学生にとって患者の病態や反応、行動・言動の意味を掘り下げて考え援助につなげ、さらにその反応を観察して翌日の実習に生かしていくという看護展開が学生にとってなかなかに難しいことであるように感じました。

 計画していた援助が予定通りに行え、患者さんも学生の促すように応じてくれる場合は実習が一見うまく進んでいるように見えたりもしますが、何を話しかけても反応がなかったり、援助に対する拒否があったりする患者を受け持った学生は日々悩みます。

しかし、後者の学生は「なぜ患者が拒否するのか」を深く考える機会を得て自らの援助の在り方、自らの行動も振り返り自問自答を繰り返すことが多いです。

しんどい思いもするでしょうが学びは大きく、患者との関係性が構築できた時の喜びも大きいように感じました。


 この実習指導者研修を受けて実習学生の能力をどのように引き出し、かつ自己の学び・成長につなげてゆくかが指導者としての課題だと認識しました。
 かつて自分自身が看護学生であり、実習学生であった頃のことを思い出しながらグループワークでディスカッションをしながら進める研修は学生の立場から指導を考える良い機会になったと思いました。

いざ討議を始めてみると時間は全然足りず、考えるべき事、視点は山積しているように感じました。
指導者研修で学びとったことを実際の学生指導で実践してみました。学生の力ができるだけ発揮できるような雰囲気づくりや言葉かけをするように心がけてみました。できるだけ、こちらから問うて答えさせることはせず、悩んでいることや疑問に対して学生と一緒に考えてみるという姿勢で接するようにしたつもりです。
そして、指導者研修で大切であると思うポイントを学生に伝えるようにしました。

具体的には、次の5つの事柄をいつも学生に言っていました。

  1. 受け持った患者を一人の人として接すること

  2. 自分がよいと思う援助や試みを恐れずにやってみること

  3. いつも元気に笑顔で気持ちを前向きにして実習に臨むこと

  4. 身体的、心理的、社会的・・・多面的に物事を見ること

  5. 一歩踏み込んで考えること、そしてそこから自分に何ができるかを模索し、
    最も良いと思うことを実践してみること

実習指導者研修で指導者が課題と思うことを共有し方向性を見出すことで、

今までよりも自信をもって助言をおこなうことができたように思います。

さらにより良い学生指導ができるように自身も学ぶ姿勢を大切にしていきたいです。


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