2020 関西学生リーグ決勝戦 ( 立命館パンサーズ 惜しくも勝利ならず)
コロナ禍、無観客トーナメント式で進められてきたアメリカンフットボール関西学生リーグ、決勝戦は観客を入れての試合です。
対戦は、関西学院大学と立命館 例年のライバル同士の対戦です。
長男が学生時代に所属していた立命館PANTHERSを応援すべく万博記念競技場にいきました。
今回は予約前売りチケットのみ入場可能で、当日券があると思っていた私たち夫婦は入れず。
あわてて、近くのコンビニで前売りチケットを購入して入場しました。試合開始に何とか間に合いました。
甲子園ボウルをかけて、両チームとも気合は十分です。
コイントスでパンサーズの攻撃で始まった第一Q、力強いランでPANTHERS優勢
#42 立川選手の力強いラン
PANTHERSがタッチダウン(TD)を決めて先制です。
前半、第2Q、関西学院ファイターズの反撃が始まります
ファイターズのパスが決まってTD、
第2Q、ファイターズのロングパスが決まりTD、前半は両チームとも得点し互角の戦いでした。
パンサーズはラン主体の攻撃
ファイターズはパスを通してヤードを稼ぐ攻撃です。
前半、7対7 の同点で折り返しです。
後半、序盤にパンサーズはTDを決め、ファイターズを引き離します。
#44 飯田選手のインターセプトが決まりました。
ディフェンス陣をサイドで鼓舞する副キャプテン(#55 国分選手)
第3Q後半、ファイターズの反撃、得点圏へと攻撃を進めます。
PANTHERS・デフェンス相手攻撃を懸命に防ぎますが、自陣20ヤード近くまで攻め込まれたでしょうか・・・
フールドゴール(FG)を許します。
PANTHERSが今のところ優勢ですが、毎回のことですが
ここからが正念場、いつもFIGHTERSの反撃で何度も涙をのんでいる現実があります。
全く油断ならないのです。
チアの応援も心強い、コロナの影響で離れた場所から応援してくれています。
そして、いよいよ最終Qを10 - 14 PANTHERS 優勢で迎えます。
最終Q、FIGHTERSに攻め込まれ、またしてもFGを決められ、13-14 と追い上げられます。
PANTHERSの攻撃、自陣から#42 立川キャプテンらの力強いランでファーストダウンを次々に更新し、相手陣深くまで攻め込みます。
セカンドダウンで、ゴール前、数ヤード
PANTHERS が TDで勝算は、ほぼ間違いないところまで来ました。
ランでつないで来たところで、相手の裏をかくTDパスを繰り出しますが・・・・
なんと、ここでFIGHTERSのインターセプトにあいます。
一点リードはしていますが、残り時間も押してきている中、緊迫した展開になってきました。
FIGHTERSがパス攻勢で懸命に追い上げてきますが、何とか阻止。
再び、PANTHERSの攻撃、最終Q序盤のランでつないでファーストダウンを更新していけば勝算があります。
ランを重ねてランで攻め込みますが、4THダウンギャンブルでファーストダウンを更新しようかというところで
立川キャプテンの負傷、パントで自陣を回復し、1点を守り切る選択をします。
相手陣から1点を守り切ることができるか、しかし…30ヤードのロングパスを通され
自陣での苦しい守りを余儀なくされ、一機に劣勢に立たされてしまいました。
試合終了まで25秒、
止まらない・・・
残り、3秒、1点差で相手方のFG、最後の奇跡を信じFGを阻止するPANTHERSディフェンス
今年もあと一歩、ならず・・・、
その場にひざまずく選手たち
ああ、なんという光景、苦い青春の1ページがおわった。
チームを率いてきた4年生は後輩たちに託し、
後輩たちは、また前を向いて挑戦をつづけていく
この記事へのコメント
あと一歩でしたが残念です。
選手達はよく頑張ったと思います。
雨の日も風の日も日夜鍛錬してやり遂げた経験は人生を生き抜くための糧として間違いなく生かされる貴重な宝物となるでしょう。
それを支え続けてきたご両親の思いもひとしおではないでしょうか。
最終Q前半まで優勢に試合運びをしていただけに甲子園ボウルをほぼ確信していた展開でした。二年前の「ラスト2秒の無念」を再現するかのような試合展開、この時はギリギリ届かなかったという印象でしたが、今回は手にした勝利が、まるで握りしめた手中から砂のようにこぼれ落ちていったような感じを受けました。スタンドでは狐につままれたような敗北に応援席がボー然としたような状況でした。
悔しい・・・、でもプレーしていた選手やサイドの選手・スタッフはもっと悔しいだろうなぁ。
自分で書いた記事を読み返すたびにため息が出ていつまでも抜け出せないでいます。