2011 京都私学フェスティバル

11月20日、今年も 京都私学フェスティバル が開催されました。
 京都府下の私立中学高校の保護者・PTA、生徒、教員が私学への助成金の適正化を求めて行っている恒例の祭典です。

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我が校、保護者会、教員で模擬店を担当、品目は恒例の「焼きそば」です。

各校、担当する品目が毎年決まっています。 今年は入り口付近のもっとも人通りが多い場所です。

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準備を進める中、ステージでは子供たちのプログラムが始まりました。

同志社中学校の和太鼓でオープニングの始まりです。

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ステージ・プログラムは、演技・ダンス、歌、私学助成の活動や震災ボランティアの報告など最後のパレードまで盛りだくさんの内容です。

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今回も、少しだけ私学助成について説明させてください。
ここ数年で、長らく地道に私立の学校が取り組んできた助成金の活動によって成果が出てきました。
ひとつは、公立高校の学費無償化に見られるように国や自治体から出る学校への助成金が見直され、公私ともに増額が実現しました。
 これに伴い、学費が払えないなどの経済的事情による私立高校の退学者が大幅に減少したとの報告があります。
 とは、言っても私立高校や中学への助成金は、十分とは言えない状況にあります。
下の写真は、私学フェスティバルの会場に掲示してある図表ですが・・・

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私学の受けている生徒一人当たりの助成金は、公立の学校よりもかなり少ないことがお分かりいただけると思います。

 子供を公立に通わせている世帯も、私立に通わせている世帯も同じように税金を国や自治体に収めているはずなのに・・・、私立の学校に通う生徒には、公立の学校の生徒の半分以下の助成しかなされていないというのが現状です。

 同じように日本の未来を担う子供たちなのに、これほどの格差があるのは、やはり不平等と言わざるを得ません。

一言に教育助成と言っても、その出どころは国、自治体にまたがり・・・、府県の自治体ごとに助成額や府県にまたがる対応もまちまちで複雑な仕組みとなっています。

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住居と同じ府県の学校に通う生徒と府県をまたがって通学する生徒では、自治体からうける助成額に大きな差が生まれます。 というか、府県をまたがると自治体からの助成が受けられないと言った方がよいでしょう。

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  年収500万円の世帯まで助成の対象となりかなりの進歩はあったものの・・・、それ以上のところでもうワンクッション欲しい所です。

 公立の学校に通わせている親からは、「お金がいることを覚悟で私立に行かしているんでしょ」と声が聞こえてきそうなところですが・・・。

せめて、公立の学校の生徒と同等の教育助成を受けられるように してくださいと声を大きくしたいところです。

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フェスティバルの会場内で、子供たちの活動やパフォーマンスが盛り上がっているなか、

表の通りでは・・・、保護者の私学助成委員さんたちの懸命な私学助成の署名活動が行われていました。

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子供たちが、在学中に助成金の適正化がすぐに実現するわけではないけれど・・・。

でも、何十年も前から、根気強く引き継がれながら、つづけてきた活動の途中。

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 公私の不公平が明確で適正化が必要なのは明白なのに、どうしてそれを是正することがこんなにも困難なのだろうか。  地道にアピールしていくしかないのでしょうか。 多くの犠牲をはらいながら・・・。


え~っ、ステージでは・・・、各校の保護者が出す模擬店のアピールの時間も作ってくれましたぁ。

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「ちよっと、小腹がすいたら・・・、やきそば 買ってねぇ」、と・・・。

なんと、このあと用意した300食が、昼過ぎで完売してしまいました。


子供たちのまっすぐな思い、とどけ被災地に・・・。

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 そして、その取組とパワーには、脱帽ですね。

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 東日本大震災の被災地のみなさん、そしてその復興にエールを送る君たちも・・・

「あした もっと えがおに」 

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学校や学年もちがう生徒たちが、それぞれの思いを胸に、この日のために心を一つにして準備してきたフェスティバルもフィナーレを迎えます。

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仕事、家庭、いろいろと大変な中、ご協力いただきました生徒保護者、私学助成委員、教職員のみなさま、
ありがとうございました。

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そして、会場をあとにして・・・

四条通りを河原町までパレードして 京都私学フェスティバルの幕を閉じましたぁ。

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 私学助成ってなぁに?

 私学フェスティバル 2010 


PS. パレード中、朗報が入りましたぁ。立命館宇治サッカー部、京都大会優勝  全国大会出場へ  

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この記事へのコメント

2011年11月21日 10:44
地方自治体の財政が厳しくなって、こういうところをケッチってきてるのでしょうね。
としおちゃんへ (GAKU)
2011年11月21日 11:53
としおちゃん、コメント有り難うございます。
国、自治体、ひいては、日本全体の経済が危ないですね。これからの日本を担う子供たちの教育に最優先でお金を使って行かないと日本経済の発展は不安ですね。
 わたしも、このような学校の保護者会などにかかわっていなければ教育助成金のしくみなど知る由もなかったです。たぶん、ほとんどの人がよく知らないのではないでしょうか。地道にアピールし訴えていくしかないですね。
2011年11月21日 19:48
自分の同僚にも子供を私学に通わせたいにもかかわらず収入の関係で公立しか通わせることが出来ない・・・と嘆いている親が居ます。
やはりお国のお偉いさん達にとって私学は贅沢品と同じような考えなんでしょうかね?
子供達の能力を伸ばすため・・・ひいてはお国のためにも教育助成金制度を考え直す必要があると思います。
2011年11月21日 21:39
脳ミソが足りない議員の高い給料を削って、子どもたちに未来の投資をした方が、よっぽどまともな税金の使われ方なんですよね~。
気ままさんへ (GAKU)
2011年11月22日 20:38
気ままさん、コメントありがとうございます。
日本の高等教育において、私学の特色ある教育の果たす役割は大きいと思います。
 私学助成の問題は、単に個人の経済の問題にとどまらず、教育の質的な問題や貧富の差による教育レベルの格差を生むなど根深い影を落としています。
なんとかならないものでしょうか。
ogaogaさんへ (GAKU)
2011年11月22日 20:42
ogaogaさん、コメント有り難うございます。
税金の使い方、もっと良い使い方があるのでしょうね。未来を支える子供たちのために多くの選択肢を広げてあげられればいいですよね。
2011年11月30日 11:04
関西は・・公立校が、良くない??ので~私学が頑張って居る と聞いた事があります。
本来は公立でも、充分な学習が出来るのが当たり前なのに。
孫が関西で教育を受けることになるから(まさ二歳にならんとするチビです)関心があります。
大阪では 何処の学校が良いのやら?
イジメが無い事が先ず一番です。
ハイジママさんへ (GAKU)
2011年12月01日 00:00
ハイジママさん、コメント有り難うございます。
子どもの教育…、いろいろと厳しい現実がありますね。大学受験に近づくほど激戦になっていきます。
ここ5年ほどで大学付属の小学校が次々とでき始めました。公立一本でいくとしてもどこかの時点で進学塾にお金を掛けないと大学進学はおぼつかないでしょう。家庭の経済格差が教育を左右するという厳しい現実としてあります。関西に限らず都心に見受けられる傾向です。イジメということでは多少なりともあるかもしれませんが、面接や入試のある私学の方が粒ぞろいという印象でしょうか。しかし、公立の子供たちはたくましくワイルドな面もあるように思います。
 我が家は、親は公立育ち…、子ども達は小学校からダブルで私立育ちなので…、重度の慢性金欠病に日々悩まされております。

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