異動

2010年5月6日、日勤業務
その日は、5月16日付けの異動の発表がある日だった。

画像


1階のフロアは、精神科男子急性期病棟。
看護師、看護補助(ヘルパーさん)2つの病棟あわせて総勢50人以上の職員がいる。

ここで、この10年来、異動していないのは、私と看護主任、2名だけ
ここ2、3年は、異動の時期になると「そろそろですねぇ」とお互い顔を見合わせて苦笑していた。

今回は、とうとう来た・・・、4階の男性開放病棟。

初めて、医療業界に看護補助として入職し、看護学生を経てこの病棟で11年目・・・

そろそろとは、思っていたけど実際に当たってみると、結構ショッキングでした。

でも、異動先には、もとこの職場に居た人たちが、たくさんいるので「また一緒に仕事ができるのか」と思えば楽しみでもある。

数日後、これからお世話になる病棟へ挨拶にいった。

入職以来、ずっとお世話になり、成長させていただいた今の病棟に思いを馳せながら一歩一歩と階段を上る。
受持ち患者さんの事、この春、看護師になりたての新人達の事(プリセプターもやらせてもらっている)、一緒に頑張ってきたスタッフのこと・・・、

詰所に入って・・・、「こんど、ここでお世話になります○○です。宜しくお願いします」 と・・・・

みんな、狐につままれたようにキョトン!! としている。


ガビぃぃーーーーン!!

また、やってしまったぁーーーーっ

4階ではなく・・・、3階 女性解放病棟だぁ。



「ああ、今度、4階に異動の○○さんねぇ」と満面の笑みで迎えてくれたぁ。

以前も、院内緊急連絡が入ったときに4階に行かなければならないのに・・・、私一人だけ3階のココにきたなぁ。(その時の記事はココ

(よくありますよねぇ、通りの向こうから見知らぬかわいい女の子が、なぜか最高の笑みで手を振ってくれていて・・・、おかしいなぁと思いつつも手を振ると、自分ではなく自分の後ろの友達に手を振っている・・・)
そんな「穴に入りたくなるような赤っ恥」を一度ならずも二度もやってしまったのである。

もう、「一年後にココに呼んでくださいねぇーーーっ」って笑って出て行くしかなかったです。
女性病棟に男性看護師が配属になるわけないよねぇ・・・、ホンマに。

吉本新喜劇を地でいくような現実。


まぁ、脱線ばなしは、この辺にして・・・。

今日(5/13)、異動前の職場で最後の勤務でした。
スタッフも患者さんも、患者さんの家族もココからの異動を惜しんでくれました。
中には、声を上げて泣いてくれる患者さんもいて、ここでずっと働けて良かったなぁ、と感じました。

なごりは惜しいけど・・・、まぁ1階から4階に移るだけで、病院内にはいつもと変わらず居るからねぇ。

男性急性期病棟のスタッフのみなさん、患者様・・・、みなさん、ありがとうございました。
そして、またこれからも、よろしく。


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この記事へのコメント

2010年05月14日 10:08
おはようございます。
同じ建物の中の移動命令でしょうかね。建物がでかいと部署を間違えるポカをやらかしてしまいますね。
2010年05月14日 19:48
病院がの規模が大きいとフロアーが変わるだけで違う職場に来たみたいな感じがしますよね。
自分も以前勤めていた病院では異動の度に初めての職場みたいな感じで慣れるまで緊張しまくりでした。
でも、今の職場に転職してからは10年以上頑なに老健専門です。
2010年05月14日 23:58
としおちゃん、こめんとありがとうございます。当院には、北館と南館があり同じ館内の異動です。こんなポカも人間臭くていいのじゃない?、なんて自分で自分をなぐさめていますぅ。
2010年05月15日 00:07
気ままさん、コメントありがとうございます
病院を離れ、老健で10年とは・・・、ねんきが入っていますねぇ。超ベテランの域ですね、きっと。
 私も今までの病棟では、色々と指導的な事も新しい人にしてきましたが、異動先では立場が逆転です。新しい職場の主任さんには、「スパルタでいく・・・」と言われているそうですぅ、こわ~っ。
naotto
2010年05月16日 17:57
急性期とはどういう状態にある方を意味するのかな?

僕はうつ病と診断されていたのが、ある日を境に炭酸リチウムを飲み始めました。
それから数ヶ月後に躁転して救急で隔離病棟に運ばれた経験があります。こういう風に急に病状が悪くなるのを急性期というのかな?
教えてください。

2010年05月17日 00:17
naottoさん、訪問・コメントありがとうございます。
疾病を急性期、慢性期などの病態の段階で分類する見方があります。
 精神科急性期病棟という呼び方をした場合、一般的には不穏・興奮状態の強い患者様や自傷・他害が切迫し、状態の悪化した方を重点的に看る病棟という理解をしていただいた方が良いと思います。
 長年、うつや統合失調症をわずらってはいるが、断薬や何かの事象をきっかけに状態が悪化した場合、急性期という言い方は当てはまらないと思いますが、急性期病棟に再入院ということになります。
 急性期病棟とは言うものの、病態が比較的安定している慢性期の方も多くいます。それには、その病棟にいなければならない理由もあります。例えば、病態は安定しているものの、盗癖があり、直ぐに売店で物をくすねてしまう等です。
エヌ
2010年09月30日 01:28
こんばんは
また質問で申し訳ありません。
法律と現実で困っています。
精神保健福祉法の処遇で、
人権関係の行政職員、代理人
となる弁護士の電話は制限で
きないとあるのですが、隔離
拘束(胴、四肢)中に、
法務局に電話したいと、治療を
拒否している場合、治療が優先
されるのか、それとも人権に配
慮するのか。
実際は治療を優先させますが、
行動制限最小化委員という
立場上、電話より治療が優先
とは言えなくて困っています。

2010年09月30日 16:22
エヌさん、ブログへのご訪問・コメント誠にありがとうございます。あくまでも個人的な意見の範疇ですが、患者様の言動に感情的に振り回されることなく、一歩引いた視点で冷静に判断できる職員の存在が肝要かと思います。例えば、8時間以上排尿がなく下腹部が緊満しているなら医療行為優先、昼食後薬を服用の前に弁護士へのTELを要求しているならTEL(人権?)を先に、服薬は1時間後でも治療上患者に様に悪影響がないのであれば…。
要は、その状況に応じた優先度とバランス、社会的な良識の範囲を考慮すべきだと思います。もう一つは、隔離・拘束の状態で院内携帯電話などで行動制限のまま電話ができる環境にあるかも重要です。人権の問題の前に安全の問題(患者・職員共に)があります。
攻撃的・興奮様の状態の時に一時解除でTELという選択は本末転倒だと思います。主治医に状況を説明し、助言をもらうのもよいと思います。
 人権擁護施設にtelを常時希望しているのに無視あるいは治療を理由に何日もさせない等、極端な対応をしたときに問題が生じてくる可能性があります。そこには、看る側のネガティブな集団心理が働いていたり、感情的な要素が強く影響している場合があると思います。考え方や対応には個人差があるし、極端な状況にならないよう気をつければよいと考えます。
エヌ
2010年09月30日 21:55
GAKUさん
丁寧に説明していただき
ありがとうございます。
法律に詳しい患者様であった
こともあり、冷静に対処でき
てなかったと思います。
常に冷静に冷静に、
気を付けたいと思います。
2010年09月30日 22:41
エヌさん、どうも。
精神科には、人権問題がいつも絡んでいるので対応に気をつけなければなりませんね。
 現場では、理想と現実のギャップがあることは確かですねぇ。お互い頑張りましょうね
こういち
2011年05月25日 06:01
GAKUさん
朝から楽しく読ませていただきましたよ
こういうことあります
とてもキャラが出ていて和みます!
ありがとうございます煜
こういちさんへ (GAKU)
2011年05月25日 07:41
こういちさん、古い記事にもコメントを頂き、とても嬉しく思います。
 私が間違って行ってしまった詰所では、たぶん…、その後、大爆笑だったんだろうなぁ。誰にも言えない私の中の伝説のエピソードです…、ていうかブログで大公開ですけど…。

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