マジ・・・、電池飲み込んだって!

今日は、夜勤明けです。
ドタバタとした夜勤がおわりました。

夜勤に入って間もなく、夕食の時間になります。

Sさんは、食堂にも行こうとせず、ベッドの上にうずくまるように座っています。
夕食後薬も拒薬・・・。

1時間ほどして、病棟詰所に誘導し、食事と服薬をすすめる。

看護師Aさん「調子を崩すから薬だけでも飲んどき・・・」

Sさん 「夕食前に・・・、電池2本飲んでん・・・」
わたし 「えっ、ほんまに・・・」

看護師Aさんが、Sさんのロッカー内を確認しにゆく。
いつも使っているゲーム機のなかに入っている単三乾電池がなくなっている。

どうやら、本当らしい・・・。 えらいことです。 異物摂取です。

ん~っ、飲み込んでから3時間くらい経っている。

バイタルは、やや血圧が高いくらいで特変なし、腹部の不快や痛みはない。

とにかく・・・、当直医コールだ。

しかし・・・、2日ほど前に当院に来たばかりの若い先生、けっこうテンバッている。

一番のポイントは・・・、緊急性があるのか? ないのか?

お腹の中で電池が液漏れし、マンガンならまだいいけど・・・
アルカリが漏れ出てきたら、消化管に穴があくんじゃない

胃洗浄・・・?、いやいや、そんなものでは電池は出てこない。

胃カメラもないし、先生は使ったことないって言うし・・・。

当直師長の機転もあり、当直Dr.は、地域の救命センターに連絡をとりアドバイスをもらっている。

その最中に・・・、ホールで隣の病棟の患者さんが痙攣発作ドスッと倒れた。
しかも、顔面からまともに・・・。
鼻が腫れ上がり、鼻血ブー状態・・・、鼻のほね、折れたんとちゃう?

ちょうど眠前の配薬の時間とも重なり、病棟は、右へ左の大騒ぎ
Sさんは、緊急性はないものの、電池の位置をレントゲンとCTで確認することに・・・。

ホールで痙攣の患者さんは、至急、頭部のCTとレントゲン

レントゲン技師さんが、緊急で呼び出された。

技師さんも機械の立ち上げや患者が二人も待っているのでテンバッてたなぁ。

当直師長が技師さんに電話で「患者を間違えるなよ」って激を飛ばしてた・・・。

隣の病棟の看護師・・・、出来た頭部CTのフィルムを再び持ってきた。
ホールで倒れた患者さんのフィルムに・・・、うちのSさんの名前が・・・。

みんな、慌ててんだよねぇ。

Sさん、この夜勤帯は大丈夫だったけど、

乾電池から液漏れが早いか・・・、

お尻から、うんちと一緒に電池が出てくるのが早いか・・・、競争です。

Sさんは「死にたい、死にたい・・・」とボソボソと繰り返します。
希死念慮が強いため、行動制限(拘束)対応となりました。

でも・・・、一晩 拘束されただけで、「もう、懲りた。電池飲み込まへんから外して・・・」だって。

「そんなことで、音をあげるなら、はじめから飲むな
て感じです。

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この記事へのコメント

2009年09月14日 19:51
えらいものを食べてますね、笑い事じゃないよね。ケツからレッドサンダーが吠えそうです。
2009年09月14日 19:59
大変な一夜だったようですね、お疲れ様です。
一度ハプニングがあると立て続けに・・・
あるんですよね、こういう事・・・困った事に
2009年09月14日 21:40
としおちゃん、コメント有難うございます。
精神科急性期閉鎖病棟…、ときどき一般の日常では考えられないことが起こります。
 電池飲み込むとき、苦しかったやろうねぇ。
異物確認のため、排便はポータブルトイレですが、コトン!って固形物を落としたような音がするのでしょうねぇ。お尻も痛いかも・・・。
2009年09月14日 21:45
気ままさん、コメント有難うございます。
ハプニング続くと、ホンマに泣き面に蜂ですよ。
 あと、よくハプニングに当たるスタッフっていますよねぇ、不思議と…。
2009年09月14日 22:45
GAKUさん!おおいに同情します。
大変な夜だったんですね。。私の病棟にも時々 精神科の既往がある患者さんが来ますけど、やはり専門病院はトラブルの内容がスゴイ。泣けちゃいますね・・
2009年09月15日 00:38
さくらこさん、コメント有難うございます。
患者さんのお腹が急に痛くならないかとか心配して気が張りますよ。夕方に食べるはずのお弁当が深夜近くになってしまいました。
エヌ
2009年09月17日 22:53
はじめまして
夜 精神科 拘束 指定医 で検索したところ
こちらにたどり着きました。鉄道写真を拝見
していたらこんな時間に。
私は都内の精神科で働いています。精神科急性
期包括の病棟です。GAKUさんにお聞きしたいことは、夜間に、隔離、身体拘束が必要で、指定医がいない場合、どのような指示で、拘束
を行っていますか。私のところは指定医が大量
退職してしまい、指定医の当直がなくて困って
います。よろしくお願いします。
2009年09月18日 07:51
エヌさん、ご訪問、コメント有難うございます。鉄道写真も見ていただいたようで光栄です。当院でも非指定医や内科医が当直の場合がよくあります。そのときは、宅直医(指定医)が定められていて、拘束対応が必要な場合は、当直医が宅直医に電話で口頭による指示をもらうことになっています。
 患者の興奮が激しく、自傷・他害行為が切迫しているような場合は、当直医への連絡と拘束対応は同時進行になることがあります。
ご参考までに…。
エヌ
2009年09月19日 18:46
GAKUさんありがとうございます。
どこも現場は大変ですね。
また訪問させていただきます。
GAKU
2009年09月19日 19:18
エヌさん、またのご訪問をおまちしています。
2009年09月27日 20:01
私の職場でも、四肢抑制の人が少なからずいます。
しかし、多くの人は縄抜けのうまい事。
どんな手を使うのかじっくり観察してみたいのだが、一人だけに時間を費やす訳にはいきませんが 5分で抜ける人もいれば、片手だけ抜いてそのままの人も。
毎日継続の人も点滴の時だけの人も、夜はどうしても多くなります。
ジキルとハイド、夜にわがままで凶暴になる人が多いのは常。
複数の方が数日前から危ないと言われてモニター監視している時に、巡視で突然無印の人の様態が悪化 ドクターの到着を待たずして・・・。
挿管間に合わず、一人旅立つ人 連絡先は福祉事務所。
 そう遠くない自分姿を見ているような寂しい気持ちになる。
2009年09月30日 00:01
ひこうちゆうねんさん、コメント有難うございます。平穏無事な夜勤ならいいのですが、何か起こると結構、重大な判断を要することが時々ありますねぇ。
 ノーマークの患者さんが突然逝ってしまうときありますよねぇ、たまに・・・。
 こういうとき、運命のからくりのようなものを感じることがあります。

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