「死に直面したことありますか?2」について

死に直面したことありますか?2」について
わたしも昨年の秋、父を肺がんで亡くしました。発見から1年余りの闘病生活でした。発見したときはかなり進行しており、ヘビースモーカーで肺も弱っていて手術適応ではありませんでした。癌の宣告時は父ももう分かっていたようで周りが取り乱しても終始落ち着いていました。「もしかしたら、他の病院なら助かるんじゃないか!」という家族の思いに部長先生も「意見を聴く」という形でがんセンターへの紹介状を書いてくれました。その病院の先生も「残された時間を父らしく…」ということでした。
 緩和ケア病棟のある病院を紹介され父も含め診察を兼ねた見学に行きました。入院の予約を入れたのですが、入れるのは2ヶ月以上先。
手厚いケアやスタッフの心遣いには感動させられるものがあります。
しかし、…、父は、緩和ケア病棟からの連絡を待つことなく、穏やかに逝きました。
緩和ケア病棟に入れた人はいいけれど・・・、そこに来るまでにどれだけ多くの患者とその家族が心待ちにしているか。それを分かって欲しいのです。
私達、医療従事者は、疾患の重い軽いにかかわらず、病院に来るまでに痛みや不安と戦った末やってきたことを再認識しないといけないです。
患者様の迎え入れ方も変わるはず。

2007/2/20 編集追加
「ブログ書こうよ トラク場」のお題が更新されました。
第30回のお題は「病気にまつわるエトセトラ」です。
http://torakuba.at.webry.info/200702/article_3.html

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この記事へのコメント

2006年03月04日 22:17
 こういう仕事をしていると、ある意味 生にも死にも
慣れてしまう部分は少なからずあり、またそうでないと日々
やっていけないことも多いですけど、医療者にとって、身内を
みるのは ものすごくしんどいですよね。
 その後どうなっていくかが 分かってしまいますしね。
つらいですよ。どうやったってつらいです。
 GAKUさんの貴重なご意見ありがとうございました。
感謝いたします。 そして私も日々精進いたします。

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    Excerpt: がんの場合、治療、免疫療法、健康食品など、同じ事をしていても、治る人とそうでない人がいます。またどうして奇跡が起きるのか?個人差とは何なのか?治癒する人は、共通である「治癒のストーリー」を持っています.. Weblog: 堀川の日記 racked: 2007-04-17 19:12

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